霊場巡拝/ご朱印のご案内
●洛陽六阿弥陀霊場
洛陽六阿弥陀巡拝(らくようろくあみだめぐり)は、京都市内の阿弥陀如来像を祀る6ヶ寺の霊場をめぐります。
この洛陽六阿弥陀巡拝の由来は、江戸時代中期1717年、第4番霊場の安祥院を開基した大阿闍梨の木食正禅上人(1687~1763)が阿弥陀仏の霊感をうけ発願されたもので、この功徳まいりを3年3ヶ月おこたらず行ずれば、この身は無病息災・家運隆盛・祈願成就 (学業成就・交通安全)、その功徳うくることまことに高く大なりとおしえられ、また有縁無縁の精霊の追善回向を行ずれば、わが身の往生安楽がかなえられること必定と説かれています。
1番 | 真如堂 |
阿弥陀如来立像(うなずきの阿弥陀:重要文化財) |
2番 | 永観堂 | 阿弥陀如来立像(見返り阿弥陀:重要文化財) |
3番 | 清水寺 阿弥陀堂 | 阿弥陀如来像(恵心僧都作) |
4番 | 木食寺安祥院 | |
5番 | 安養寺 | 逆蓮華(さかれんげ)の阿弥陀 |
6番 | 誓願寺 | 阿弥陀如来坐像(胎内に五臓六腑があった) |
功徳日 (毎年かわることなし) | 1月15日、2月8日、3月14日、春の彼岸、4月15日、5月18日、6月19日、 7月14日、8月15日、9月18日、秋の彼岸、10月8日、11月24日、12月24日 |
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初六阿弥陀巡り 1月15日 |
一年の最初の六阿弥陀巡りで、「南無阿弥陀仏」を念ずれば極楽往生するといわれています。 |
●洛陽三十三観音霊場
観音菩薩をまつる京都府京都市の三十三箇所の寺院からなる観音霊場です。
平安期に後白河法皇が定めたとされ、一時中断した後2005年に復活された霊場巡りです。
●新西国三十三観音霊場
新西国霊場が誕生したのは、昭和七年(1932年)と比較的新しい霊場ですが、その当時、大阪時々新報、京都日日新聞、神戸新聞を母体とした三都合同新聞社が、近畿二府四県の寺院の中から、信仰と健全な探勝行楽を兼ねる巡拝コースとして、また庶民信仰の霊場として、一般読者の意見を中心に選定されたものです。
●円光大師法然上人二十五霊場
浄土宗の開祖、法然上人ゆかりの寺院二十五箇所を巡る霊場巡拝です。
宝暦年中(1751~1763)のころ、大阪・難波の順阿上人、京都・洛西の廊誉上人という2人の僧の発起によって、法然と御縁の深い霊場二十五ケ所を巡拝したことに始まるといわれ、1974年に浄土宗開宗八百年を記念して再興されました。また当霊場は浄土宗の寺院を中心にした巡拝でありますが、法然上人の御霊跡を巡る霊場でありますので、真言宗や天台宗などの寺院も含まれています。
●鑑知国師西山上人十六霊場
鑑知国師西山上人十六霊場(かんちこくしせいざんしょうにんじゅうろくれいじょう)とは、浄土宗の開祖・法然上人の高弟で浄土宗西山派の派祖である、西山上人(証空上人・鑑知国師)ゆかりの地を巡る霊場です。
各西山派の本山である誓願寺、粟生光明寺、永観堂禅林寺はもちろんのこと、札所は近畿地方を中心に東日本にまで及ぶ広範囲に点在しており、霊蹟には、霊場巡りでは珍しく神社も含まれているのが特徴です。
●慈摂大師真盛上人二十五霊場
慈摂大師真盛上人二十五霊場(じしょうだいししんせいしょうにんにじゅうごれいじょう)とは、天台真盛宗の宗祖である真盛上人のゆかりの地を巡る霊場です。
この慈摂大師が、足利八代将軍義政公の請侍によってこの誓願寺で京洛の民衆を教化されたことに因み、霊場の一つとなっております。